独立企業原則(Arm’s length principle)
OECD加盟国が合意した、税務上移転価格を決定するために使用すべき国際的な基準(OECD移転価格ガイドライン用語集に掲載)。OECDモデル条約第9条には以下のとおり規定されている。「商業上又は資金上の関係において、双方の企業の間に、独立企業の間に設けられる条件と異なる条件が設けられ又は課されているときは、その条件がないとしたならば、一方の企業の利得となったとみられる利得であって、その条件のために当該一方の企業の利得とならなかったものに対しては、これを当該一方の企業の利得に算入して租税を課することができる。」