
常に良い刺激がもらえる職場環境です。
李 彦漫 アソシエイト/グレーターチャイナデスク
税理士法人フェアコンサルティング(FCT)と出会ったきっかけや、
入社を決めた理由について教えてください。
以前知り合った中国出身の税理士の方の紹介で、 FCTに新設された「Greater China
Desk」(略称はGCDといいます)でスタッフを募集していることを知ったのがきっかけでした。もともと複数の会社で経理や総務、労務の仕事をしていまして、その時に税理士事務所の先生方にお世話になることが多かったので、いつか税理士事務所で働くことに憧れていました。税務がわかると、会計をはじめ会社の資金面をしっかりと理解できることもあり、勉強していきたいと思っていたところでした。GCDは主に中華圏の顧客を対象にしていて、私の語学力を活かせる環境があり、専門家の先輩たちからの刺激を受けながら自分も成長できると考えて、入社を決意しました。

現在どのようなプロジェクトを担当していますか。
GCDは、インバウンド案件とアウトバウンド案件の両方を手掛けています。インバウンド案件では、主に中華圏の顧客を対象に、日本での会社設立をサポートしたり、経営者のビザ申請、オフィス賃貸のサポート、銀行口座の開設、記帳代行、税務申告、DD(財務)調査、税務調査対応など、顧客が日本国内で事業展開を行う際の支援をしたりしています。またアウトバウンド案件では、主に中華圏に進出した日系企業の合併、組織再編、清算などの業務を支援しています。
現在、私がメインで担当しているのは、インバウンド案件における
税務専門家としての契約、記帳、請求、翻訳関連の業務です。このような仕事をやりたいとずっと思っていましたし、仕事のなかで私が知らなかったことを学べるので、毎日が楽しく、とてもやりがいを感じています。
職場の雰囲気はどのようなものですか。
事務所にはベテランの税理士が多くいて、何か分からないことがあれば、いつも親切に教えてくれます。日本人スタッフのほかに、中国、ベトナム、インドネシア出身のスタッフもいますし、法学部のインターン生もいるので、ダイバーシティな環境だと思います。皆さんは、仕事にとても真剣に取組んでいますが、少し時間が空いたときには雑談をしたり、一緒に食事に行ったりと、とてもメリハリの効いた職場環境だと思います。
また、若いメンバーたちの多くが資格取得をめざしていて、定時で仕事が終わるとまっすぐに帰宅して勉強をしたり、朝の5時半からオンラインで勉強会を開いたりしています。そういう人たちから良い刺激がもらえるので、私も頑張ろうという気持ちになりますね。また職場についてひとつ感心している点は、事務所のルールとして帰宅時にデスクを整理整頓しなければいけないというところです。一日の終りに机がまっさらになり、とても気持ちよく帰ることができますし、朝出社した時にも良い気分で仕事に取り掛かることができます。
仕事をするうえで、必要だと思うスキルは何ですか。
私の業務では、主に
4つのスキルが大切だと考えています。一つ目は「学習能力」で、専門知識はもちろん、さまざまな業界の新しい知識やスキルを積極的に学び、変化に対応できる能力です。次に、「コミュニケーション能力」は、上司や同僚、顧客など、さまざまな人々と円滑にコミュニケーションを取り、協力しながら仕事を進めるために重要だと思います。三つ目の「ITスキル」は、Microsoft
Officeの操作や会計・税務申告ソフト、AIツールなどを活用することで、仕事の効率が大きく向上すると考えています。
最後に「語学力」で、海外とのやり取りがある場合、中国語や英語ができるととても役立つと思います。私はこれらのスキルを向上させるために勉強中なので、必要なものでもありレベルを上げたい目標でもあると考えています。